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Here I Am

the shadow

追いかければ 逃げてゆく

立ち止まれば 停止する

僕は僕に 追いつけないのだろうか


静かに座り 降参の合図

するとまた君も 座って僕を茶化す


苛立ちに 180°の現実逃避

あれ

僕は何処に行ったんだろう


すると後ろに僕がいた



そうか 君も

寂しがりやで臆病者なんだね

the shadow_c0019000_015472.jpg


# by kirk_gleam | 2007-03-24 23:00 | ハト派

恐萌え

この間、千葉の南に位置する富浦って所に行ったって話を書きましたが、
今日はちょっとその裏話、千葉の内房に位置するから、まさにウエストサイドストーリー。寒。

館山のちょっと北に位置する大房岬の先に、太平洋にひっそりと顔を出した弁財天という洞窟があるんですね。名前はリッチな感じですが、実は謎めいた洞窟でございまして、昔話によれば、ある漁師が洞窟内を確かめようと犬を連れて中に入り、返ってきたのは皮を剥がされた犬だけで、漁師は中に棲む天狗に食われてしまったそうで。他にも調べてみたら地元の人形劇の舞台にもなっているらしいです。そのストーリーはこちらから。

そういった自然のミステリーが大好きな僕としては、わくわく少年ボーイでさっそく見に行ったわけですよ。急な山道を下り、岩場にあたる波しぶきがすぐそこまでくる辺りで、直径3m程の口を明けた洞窟の入り口が見えてきました。いよいよ心も高ぶり、目の前に着くと、洞窟から背筋も凍るようなひんやりとした冷たく重い空気が...。うんうん、この空気!知ってる!
いや、一年前の悪夢が甦りますね。アメリカはケンタッキー州で世界一大きな洞窟「マンモスケーブ」に行った事ある僕、入窟前に食べたシナモンロールの糖分が大当たりして、それがじわじわと僕の身体を蝕み、気付いた時には洞窟の中で意識が朦朧としたんですよね。頭に激しい痛みと、胸が苦しくて、顔は真っ青。本当に死ぬかと思いました。それはもう大変だったんです。

うん、でもそんなサイドのサイドな話はどうでも良いんです。
問題はその富浦の洞窟の入り口前に置かれた説明書き。
「この洞窟は云々,,,,古くに発見され云々,,,,歴史上では云々,,,,」と。
そして最後の言葉に注目「,,,かなりの深さで、噂では○○まで繋がっている」とも。また「,,,しかし未だ実際の調査は進んでいない」との事。

とありながら「立ち入り禁止」の看板もなければ、ロープもない。普通、発見された洞窟は当然の如く調査され、安全とあらば観光目的やその他に使われる為、入り口付近でなくとも、近くに何らかの関連施設があってもおかしくはないのですが、ここはとにかく放置プレー。入り口から洞窟の中に見える物は、弁財天という小さな神棚のような物だけ。

す、すんごく危ねー☆\(^o^)/

ふと気付けば、さっきまで居た他の観光者の姿が見当たらず、洞窟の前には僕一人っきり。まるで「おいでおいで」とでも言うように、窟内からの風がひんやりと僕に当たってきます。それはまるで樹海の入り口と同じような雰囲気。もしもボーッと洞窟を眺めていたら、思考停止状態に陥り、ふら〜っと身体が光の無い洞窟の中に吸い込まれるような。そんな不気味な風がwelcome満天でして、きっとミステリーハンターなあなたの好奇心をくすぐる事でしょう。

アマゾンの奥地というわけでもなく、千葉の山奥でもない、海辺の小さな国定公園に「人類未開の地」ですよ★
何故、人口密度の高い小さな島国、日本で、この洞窟が未だ未開なのか、謎は深まるばかりでございます。こんな身近にあるのに、かつての誰も知り得ない場所。考えれば考える程、わくわくさんじゃないですか?
そんなわくわく少年ボーイ仲間を募って、探検に行きたいですよね?
大丈夫、万一天狗が現れた時には亀仙流を心得た僕が上手く対処しますから。

冒険心を忘れた全ての大人達へ。




と無責任な投げかけの誘いと、格好良い〆で書き終えた時、
何気なく再び人形劇のストーリーを見たら、
掲載されてる写真の、その不自然さに気付きました。


・・・


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ふ、二つの顔がっっ!!
怖っ!w そう思うと、姫の目も何か怖く見えてきますねw。

プチ恐怖フェチな僕にとっては、萌えの世界です。
この洞窟の奥へ行きたい人募集します★

# by kirk_gleam | 2007-03-22 22:45 | タカ派

no one else

「頭」の大きさの必要性ではなく 礎となる「心」の重要性を

「答」の提示ではなく 「解き方」のヒントを

「成功」で得られる快感ではなく

「失敗」からでも立ち上がれるという人の強さを


忘れてはいけないのは

答えを出すのが誰かということ

そして優れた力を引き出せるかは己にかかっているということ



とある「天然策士」の両親は
時に一つの事にしか集中できなく
時に思い込みが激しく、頭の回らない単純思考であった
だが、二人の教育は 真理の中で、力と愛情を持っていた

重要なのは親の持つ能力ではない
共通の活かし方、基礎的な人格確立までの躾
心が形成されたのなら 放任を見極めて
その力と愛情こそが
自分と重ねず 誰かと重ねず 一人の人間として
未来を託してほしいと思う
no one else_c0019000_101588.jpg



って言っても、僕はそんなに偉くありません。
戯言でしたw。

※写真はアイオワのネイサン君

# by kirk_gleam | 2007-03-14 22:59 | ハト派