Here I Am

「乙女の愛の歌」

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は我らがGこと、ジャイアンの歌であるという事は周知の事実ですね。


しかしどうしていつもジャイアンの歌・漫画の効果音が「ホゲ〜」なのか
考えたことありますか?

僕はありません。

一般的にどうでも良い事かもしれませんが、
「ドラえもん博士号」取得者(取得番号127540)の僕にとって、
あってはならない事体なんです。
まだまだ勉強不足な未熟者です。

という事で、その疑問からちょっと前後関係を調べた結果、ジャイアンに*大ヒット曲があるという事実に出くわしました。ジャイアンというと普通はサンバ的な派手な衣装にハードロックなイメージを連想させられますが、この大ヒット曲は、ジャイアンのレコードデビュー作で、愛する妹、クリスチーネ剛田ことジャイ子の為に書いた曲らしいです。思い切りバラードです。キャッチコピーは「大型新人あらわる!! 剛田武があまくせつなくうたいあげて・・ヒット中!!」その歌が↓です。*統計は「ジャイ子」調べによるもの

「乙女の愛の歌」歌・詞:剛田武 ©nobita records

ホゲ〜   ホゲ〜   ホゲ〜



・・・どうですか?何かを感じましたか?
「ホゲ〜」・・・、何とも言いがたい響きですが、英訳すると「HOGE~」、省略すると「HG」と「OE」に分ける事ができます。ジャイアンのHG(ハードジャイアニズム)と「オレ様はエンターテーナー」のOEをそれぞれかけているわけです。たった三文字の詞にジャイアンという存在の全てが入り組まれているのです。かの有名な歌「俺はジャイアン様だ」の短縮型が「ホゲ〜」とも言えます。そんなわけで漫画に出てくる彼の歌がいつも「ホゲ〜」である事に説明がつきます。これ以上のシンプルで直情的なジャイアニズム主張はありませんから。僕も曲を作る者として、彼の作り出す歌詞の魅力そして不思議に迫り、学びたいと思いました。

という事で、その感銘から彼のミュージシャンとしての歴史を調べた結果、彼が世に多大な影響を与えた、偉大なミュージシャンであった事を知りました。
それらのリサーチを箇条にまとめたので、暇な時に見てください。


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[リサイタルリスト]
~恐怖のジャイアンコンサート大全巻・リサイタル名、各開催日時や料金、詳細・備考~

・8巻「魅惑のリサイタル」
8月13日午後3時〜 いつのも原っぱで。

・10巻「ジャイアン大いに歌う」
入場無料。空き地で3時間歌い続ける。

・14巻 不詳 ジャイアン宅で実施。風邪のため、テープによる口パク。百曲以上を歌う。歌は「およげ!たいやきくん」や「横須賀ストーリー」など。

・16巻「ジャイアン心の歌 天才歌手 剛田武リサイタル」
ストーリー上、「音の無い世界」なので、紙の上(文字)でリサイタル。
のび太曰く「ひどい歌は字を見ただけで寒気がする」とのこと。

・24巻「ジャイアン激唱」
午後3時開演。のび太とドラえもんは「ジャイアンの歌中毒」になり、2時間のリサイタル後、ジャイアンが「かんべんしてくれ」というまでアンコールを続けた。

・28巻 なし
異次元世界で即興リサイタル。大迷惑。

・30巻「ジャイアンビッグヒットショー」
午前3時〜「あけぼのテレビ」にて初の全国ネット放送。のび太の先生、歌を聞いて気絶。

・32巻「剛田武の新曲発表リサイタル 歌えジャイアン」
午後4時開演。場所は空き地。招待状には「欠席した者はぶんなぐる」という脅しが・・・

・33巻「世紀のビッグスター ジャイアン チャリティーコンサート」
「ジャイアンファンクラブ」発足記念コンサート。10月15日午後3時、空き地で開演。ついに有料化。梅席50円、松席20円、竹席10円。

・38巻 不祥
ジャイアンが悩みを激白。「はっきりいって、おれのコンサートはもうひとつ人気がない。」

・39巻「ジャイアンコンサート」
ジャイアンの母ちゃんに「近所めいわくな歌はおやめといってるだろ!!」と怒鳴られて中止。

・40巻「さよならコンサート」
午後3時から空き地にて。芸能界からの引退を表明し、引退コンサートを開く。
「惜しい」「辞めないで」といわれることを密かに期待し、しぶしぶカムバック宣言をして人気を引きとめようとするいじらしい作戦であった。

・41巻「おまちかね!ジャイアンディナーショウ」
8月10日午後5時より空き地にて。ついにディナーショーに発展した。松席100円、竹席50円。ジャイアンのスペシャル料理つき。この料理がジャイアン自身を苦しめることに・・・

・43巻 不祥
雨天のため空き地での開催は中止。会場は最終的にジャイアン宅に・・・


[その他]
〜まだまだあるジャイアンの恐怖ソング全集 巻・話 状況〜

・8巻 テレビデビュー。テレビ番組『スターになろう』で3番目に歌った。全国のテレビを故障させ、また多くの人を病院送りにした。

・11巻 レコードデビュー。ノビタレコードより『乙女の愛の夢』というタイトルで発売。定価不明。キャッチコピーは「大型新人あらわる!! 剛田武があまくせつなくうたいあげて・・ヒット中!!」という大層なもの。初版は24枚程度と推測される。

・13巻 公園のベンチで歌の稽古をするジャイアン。

・18巻 「剛田武 夢のリサイタル」計画(未遂)。朝9時〜夜9時まで、「堂々12時間」のリサイタルを行う計画が秘密裏に進められていたことが発覚する。

・23巻 「驚音波発振式ネズミ・ゴキブリ・南京虫・家ダニ・白アリ退治機」という道具で、ジャイアンの有害音波を使って野比家のネズミ退治を行う。味をしめたのび太は「のび太消毒社」を作り、100円という低料金でジャイアンの有害音波を害虫退治に利用する。静香やスネ夫がこのサービスを利用。ジャイアンの歌声は、のび太曰く「す、すごい!耳せんをしていてもズキンズキンひびく」とのこと。

・23巻 6月15日、ジャイアン宅で。ジャイアンの誕生パーティーにて、余興で歌う。
歌詞:「おいらの〜胸の心のせつなさよ〜♪雨がふれば〜胸の心の頭もぬれるよ〜」

・27巻 学校で夢を発表。ジャイアン「おれ 絶対に歌手になって、大賞をとって、紅白にでます。」とやや興奮気味に語る。

・34巻 「カラオケキング」にて山の中で熱唱。百曲歌う。

・34巻 空き地にて歌の練習。

・35巻「ま夜中に山びこ山が!」 空き地にて突如3時間のリハーサル。大迷惑。

・39巻「ジャイアン殺人事件」 音楽学校の教頭が、「音痴の好例」としてジャイアンの歌を録音していく。ジャイアンは歌が認められたものと勘違いして大ハッスル。

・41巻 空き地で歌の練習をするジャイアン。スネ夫は無理矢理「拍手係」にさせられる。

・41巻 空き地でスネ夫に新曲を披露するジャイアン。歌詞:「おいらの〜胸の心はよ〜 星に流れて〜 よぎりの〜 むせぶよ〜」「お〜〜 あの子は 二度と帰るぞ〜」

・43巻 「ジャイアン音楽院」を設立し、ついに教育界へ進出。ジャイアンは「世界的アーチスト剛田武」と名乗る。のび太は無理矢理入学させられてしまう。
歌詞:「おいらの〜 ハ〜トの心は〜 きみの〜ひとみのまなこに〜」

・43巻 のび太の部屋で花見。ジャイアンがカラオケで歌う。野比家にヒビが入る。


こんな感じです。全14回行われたリサイタル。後期では有料化されたり、料理が出てきたり、どんどんタチが悪くなっているのが解ります。テレビデビューしたり、レコードデビューしたり、色々と忙しいジャイアンですが、音楽学校の設立は調子に乗りすぎだと思います。しかしそれらを権力でしっかりとこなしてしまうジャイアン、精神力が半端じゃないというか、そういうはっちゃけた所が彼の歌に魅力を与えているわけですね。まさに脱帽です。その数々の歌による魅力が凝縮された歌詞が「ホゲ〜」なわけです。

という事で今回学んだ事、
「ただの『ホゲ〜』されど『ホゲ〜』」

最後まで読んでくださった方、お疲れ様です。これであなたもジャイアンマニア。
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by kirk_gleam | 2006-02-26 02:26 | タカ派
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